多血小板血漿5は→こちら
多血小板血漿7は→こちら
成分採血で大量に採る方法はひとまず置いておいて、少量(10~20ml)の血液からPRP液を採取するもっとも合理的な方法を考えようと頭をひねっています。
まず採血します。シリンジに抗凝固剤を加えておきます。(注:ここではヘパリンを使っていますが、調整された最終PRP中のPDGFを測定したところ、ACD-Aのほうが高かったので、現在はACD-Aを使っています)
このあと、シリンジのまま遠心にかけるわけですが、シリンジが押されて遠心機内に血液が飛び散ることのないように、念のために、下の写真のような工夫と注意をすることにしました。
(1)シリンジにキャップを付ける。
「トップ保護栓ロックタイプ」という製品が便利です。動画(→こちら)のように、しっかりと栓をしてくれます。
(2)シリンジに空気が残っていないか注意
シリンジに空気が残っていると、シリンジ内筒が動き出すきっかけにななり得ます(液体と違って空気は圧縮されやすい)。なるべく抜いておいたほうが良さそうです。
奥羽大学の福田先生のデータに従い、176×gで5分間遠心します(計算は→こちら)。
遠心終わるとこんな感じです。
取り出して、血漿を採取します。シリンジ立ては、東急ハンズで材料を吟味・加工して、さらに進化しました(^^)。
さて、この時点で採取された血漿中の血小板密度を確認してみましょう。
最近は便利なもので、ディスポの血球計算盤も少量ロットの通販があります。2日で届きます。
これに血漿を一滴たらして、顕微鏡で個数を確認します。
計算版には1mm×1mmの区画が引いてあって、深さは0.1mmですから、1mm区画の容積は0.1μLです。予想される血小板濃度は、15~50万/μL×2=30~100万/μLくらいですから、1mm区画には3~10万個の血小板がいるはずです。
実際覗いてみると、こんな感じです。
まず、ときどき居る白血球を確認します。半径がその数分の一くらいの小さな粒子が血小板です。たくさんいます。これ全部血小板です。
ちなみにこの写真、こうやって撮りました。
理屈的には、焦点距離が数十cmなら、撮れるはずだと思ってやってみたんですが・・ちゃんと撮れるものだなあ。オートフォーカスもちゃんと機能するし。最近のデジカメって偉い(^^;。
話を戻します。計算盤でカウントするには多すぎるので、希釈してやります。
血漿30G針一滴は20μLくらいのようです。なぜなら、0.1ml(100μL)が5滴にあたるので。
これを20mlの生理食塩水に加えると、1000倍希釈になります。すると、密度は、300~1000万/μLとなり、計算盤の1mm区画には、30~100個現れるはずです。
顕微鏡で覗くと、こんな感じでした。
矢印の先に見える小さな粒が血小板です。これを1mm区画分、数えていきます。
今回スタッフ2人の血液で実験しました、1人は52個、もう1人は42個。
ということは、採取した血漿中の血小板濃度は52万/μLと42万/μLになります。もともとの全血の血小板濃度はだいたいその半分の26万/μLと21万/μLくらいだったのでしょう。
さて、52万/μLや42万/μLという濃度であれば、そのままPRP療法に使っても、たぶん有効です。なるべく広い面積にチクチク注射して、全体的に張りを出したい、という目的なら、一回の低速遠心後の血漿を使うとよいでしょう。
一方、量として7~8mL採れますから、例えば、眼の下のあたりに1mLあれば十分、ということであれば、濃縮したほうが良いです。
濃縮するためには、血小板をいったん沈殿させます。遠心後の下方の血漿部分を採っても、血小板は薄いです(→こちらの計算)。濃縮するには、いったん沈殿させるしかありません。
ここで、注意を促したいことは、全血からの血小板総収量を考えたとき、いちばん収率が良いのは、1回の低速遠心の血漿をそのまま使うことです。なぜなら、2回目の遠心をとんなに強くかけても、血漿中の血小板を全部沈殿させることは、現実的に無理だろうからです。
わたしが、今回の実験のために用意した遠心分離機は、3000回転まで出せますが、ロータ半径はシリンジ内筒の長さを差し引くと、4.1cmです。計算すると412×gまでしか出せません。
このgで15分遠心して血小板を沈殿させて、血漿を顕微鏡で確認すると、
こんな感じで、血小板、残ってはいますが大分薄くなりました。
なおかつ、残っている血小板は、心なしか、弱々しそうです(・・気のせいかも、眉唾つけてください(^^;)。たぶん、血小板にも顆粒などの密度の大小があって、比重のちいさな血小板が最後まで浮遊して残るのでしょう。
血小板を濃縮するには、2回目の遠心後の上澄み(血小板を沈殿させたあとの血漿)を少し吸い取ったあと、沈殿と再混和してやればいいです。動画で示します。
(画像または→こちらをクリック)
動画の最後で、試験管ミキサーで沈殿を再混和してます。これしないと、PRPになりません。
上澄みを取る量について。
(1)最終的に何mL必要か?から考えてもいいし、(2)血小板密度を考えて計算してもいいです。今回は、一回目の遠心後の血小板密度は、52万/μL(もう1人は42万/μL)でした。最終的に2mL用いることにして、7mLを2mLに濃縮しました。
出来上がったPRP液がこちら。
上の太いシリンジは、上澄み(血小板を沈殿させたあとの血漿)です。下の3本のPRP液と比べると、透明なのが解るでしょうか?(写真をクリックして拡大するとわかりやすいです)
下の3本の「濁り」が血小板です。
だから、1回目の遠心分離をしたあとで、血漿の濁り具合で、血小板の濃い薄いは、ある程度見当がつきそうです。
これは、決していい加減な話ではなくて、血小板機能検査では、活性化物質を加えたときの、まさにこの「濁り」の変化でもって、血小板機能を判定します(比濁法)。だから、濁り≒血小板濃度という考えは、おかしくはないです。
もっとも、血中脂質が多い場合にも血漿の濁りは増します。しかし、透明な血漿の血小板数が高いことはありえません。
多血小板血漿治療の治療を受ける際には、最終的なPRP液を見せてもらって、「濁り」を自分の目で確認するといいです。上の写真ダウンロードして携帯に入れて、比較するといいでしょう。
他のクリニックのブログなどで、「多血小板治療の施術時の写真です」とUPされたシリンジ内の血漿が、どう見ても透明で、ほとんど血小板無いんじゃないか?(高速遠心して沈殿を試験管ミキサーで再浮遊せずに上清を採ると、上層だろうが下層だろうがそうなります)と思われることがあります。たぶん、そういう先生は、自分で顕微鏡で血小板を確認したことも無いんじゃないかな。恥を晒していることに自分自身気がついていないですね。また、そういう無知な先生が、効果が薄いからと成長因子入れて、回復不能な繊維性のしこりつくっちゃったりするんですよ。
さて、最終的なPRP液の血小板密度ですが、計算盤でカウントしたところ、42万/μL→110万/μLでした。
7mLを2mLを濃縮したはずなので、3.5倍になってもよさそうなものですが、実際には、上澄みに残る血小板や、沈殿したまま再浮遊しない血小板やらのため、2倍程度にまでしか上がらないということなんでしょう。
しかし、100万/μLを越えれば、日赤の血小板濃厚液と同レベルですから、まずまずです。
☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆
今回わたしが使用した遠心分離機は、DSC-200T
http://www.kenis.co.jp/onlineshop/2009/05/1136565.html
35,910円
試験管ミキサー
http://www.tech-jam.com/science-equipment/test-tube-mixer/KN3323200.phtml
24,937円
ディスポ細胞計算盤(10枚セット)
http://www.kenis.co.jp/onlineshop/2009/05/1318905.html
2,730円
延長チューブはサフィード延長チューブ25cm2.0mL(ET2022L)
です。顕微鏡は、皮膚科の先生なら誰でも持ってるだろうから、ここをご覧の皮膚科の女医さん、PRP療法っていうのは、ヒアルロン酸注射と違って、さほどの技術は要らないから、来週からでも、自由診療の一環として始められますよ、高いキット買わなくても(^^;。
成長因子添加するなんて馬鹿なことさえしなければ、安全性は保障されてるし。
一回の効果は小さいけど、毎月くりかえしていけばいいと思われます。女性の生理の出血量は、50~100ml(平均82.5ml)だそうです。月1回、20ml採血しても健康影響はさほど無いでしょう。毎月PRP採って、気になるところに打っていれば、塵もつもれば山となること請け合いです。(^^)。論文にもなってるし(→こちら)
上に記した、私の方法の最大のメリットは、シリンジや延長チューブ、三方活栓といった、完全に医療材料だけを介してPRPが作成できるという点です(安価で衛生的)。
シリンジ台は・・よかったら、私、東急ハンズで材料買ってきて、作って送ってあげますよ。私の手間賃こみで、1万円でどうでしょうか?クリニックまでFAXください(052-264-0213)。
そのかわり、先生のHPとかに、「当院のPRP療法は、鶴舞公園クリニックの深谷先生考案の方法です」って書いて、この記事またはブログへのリンク張ってね。それと、自分では出来ないプチ整形の患者さん、うちに御紹介くださいな。責任もって、ちゃんと満足させておかえしします。決して先生に恥はかかせません(^^)。
PRP療法、わたし、自分のクリニックでも一応メニューに加えようとは思うけど、私(施術者)にとってはあまり魅力ないし(注入技術が難しくないし、結果が数ヶ月かかって、かつ不確実系なので)、こうしてやり方公開して、日頃患者さん送ってくださる、あるいは、これから送ってくださるであろう、美容系の女医さんたちの受け狙ったほうがいいかな?なんて考えたりして。
まあ、そんなところかなあ、結論としては。ああ、面白かった。こういうことを考えたり工夫したりするのは、それ自体がわたしは好きなんです。男の子だから(^^)。
(2012年2月24日記)
多血小板血漿7は→こちら
成分採血で大量に採る方法はひとまず置いておいて、少量(10~20ml)の血液からPRP液を採取するもっとも合理的な方法を考えようと頭をひねっています。
まず採血します。シリンジに抗凝固剤を加えておきます。(注:ここではヘパリンを使っていますが、調整された最終PRP中のPDGFを測定したところ、ACD-Aのほうが高かったので、現在はACD-Aを使っています)
このあと、シリンジのまま遠心にかけるわけですが、シリンジが押されて遠心機内に血液が飛び散ることのないように、念のために、下の写真のような工夫と注意をすることにしました。
(1)シリンジにキャップを付ける。
「トップ保護栓ロックタイプ」という製品が便利です。動画(→こちら)のように、しっかりと栓をしてくれます。
(2)シリンジに空気が残っていないか注意
シリンジに空気が残っていると、シリンジ内筒が動き出すきっかけにななり得ます(液体と違って空気は圧縮されやすい)。なるべく抜いておいたほうが良さそうです。
奥羽大学の福田先生のデータに従い、176×gで5分間遠心します(計算は→こちら)。
取り出して、血漿を採取します。シリンジ立ては、東急ハンズで材料を吟味・加工して、さらに進化しました(^^)。
(画像または→こちらをクリック)
さて、この時点で採取された血漿中の血小板密度を確認してみましょう。
最近は便利なもので、ディスポの血球計算盤も少量ロットの通販があります。2日で届きます。
これに血漿を一滴たらして、顕微鏡で個数を確認します。
計算版には1mm×1mmの区画が引いてあって、深さは0.1mmですから、1mm区画の容積は0.1μLです。予想される血小板濃度は、15~50万/μL×2=30~100万/μLくらいですから、1mm区画には3~10万個の血小板がいるはずです。
実際覗いてみると、こんな感じです。
まず、ときどき居る白血球を確認します。半径がその数分の一くらいの小さな粒子が血小板です。たくさんいます。これ全部血小板です。
ちなみにこの写真、こうやって撮りました。
理屈的には、焦点距離が数十cmなら、撮れるはずだと思ってやってみたんですが・・ちゃんと撮れるものだなあ。オートフォーカスもちゃんと機能するし。最近のデジカメって偉い(^^;。
話を戻します。計算盤でカウントするには多すぎるので、希釈してやります。
血漿30G針一滴は20μLくらいのようです。なぜなら、0.1ml(100μL)が5滴にあたるので。
これを20mlの生理食塩水に加えると、1000倍希釈になります。すると、密度は、300~1000万/μLとなり、計算盤の1mm区画には、30~100個現れるはずです。
顕微鏡で覗くと、こんな感じでした。
矢印の先に見える小さな粒が血小板です。これを1mm区画分、数えていきます。
今回スタッフ2人の血液で実験しました、1人は52個、もう1人は42個。
ということは、採取した血漿中の血小板濃度は52万/μLと42万/μLになります。もともとの全血の血小板濃度はだいたいその半分の26万/μLと21万/μLくらいだったのでしょう。
さて、52万/μLや42万/μLという濃度であれば、そのままPRP療法に使っても、たぶん有効です。なるべく広い面積にチクチク注射して、全体的に張りを出したい、という目的なら、一回の低速遠心後の血漿を使うとよいでしょう。
一方、量として7~8mL採れますから、例えば、眼の下のあたりに1mLあれば十分、ということであれば、濃縮したほうが良いです。
濃縮するためには、血小板をいったん沈殿させます。遠心後の下方の血漿部分を採っても、血小板は薄いです(→こちらの計算)。濃縮するには、いったん沈殿させるしかありません。
ここで、注意を促したいことは、全血からの血小板総収量を考えたとき、いちばん収率が良いのは、1回の低速遠心の血漿をそのまま使うことです。なぜなら、2回目の遠心をとんなに強くかけても、血漿中の血小板を全部沈殿させることは、現実的に無理だろうからです。
わたしが、今回の実験のために用意した遠心分離機は、3000回転まで出せますが、ロータ半径はシリンジ内筒の長さを差し引くと、4.1cmです。計算すると412×gまでしか出せません。
このgで15分遠心して血小板を沈殿させて、血漿を顕微鏡で確認すると、
こんな感じで、血小板、残ってはいますが大分薄くなりました。
なおかつ、残っている血小板は、心なしか、弱々しそうです(・・気のせいかも、眉唾つけてください(^^;)。たぶん、血小板にも顆粒などの密度の大小があって、比重のちいさな血小板が最後まで浮遊して残るのでしょう。
血小板を濃縮するには、2回目の遠心後の上澄み(血小板を沈殿させたあとの血漿)を少し吸い取ったあと、沈殿と再混和してやればいいです。動画で示します。
(画像または→こちらをクリック)
動画の最後で、試験管ミキサーで沈殿を再混和してます。これしないと、PRPになりません。
上澄みを取る量について。
(1)最終的に何mL必要か?から考えてもいいし、(2)血小板密度を考えて計算してもいいです。今回は、一回目の遠心後の血小板密度は、52万/μL(もう1人は42万/μL)でした。最終的に2mL用いることにして、7mLを2mLに濃縮しました。
出来上がったPRP液がこちら。
上の太いシリンジは、上澄み(血小板を沈殿させたあとの血漿)です。下の3本のPRP液と比べると、透明なのが解るでしょうか?(写真をクリックして拡大するとわかりやすいです)
下の3本の「濁り」が血小板です。
だから、1回目の遠心分離をしたあとで、血漿の濁り具合で、血小板の濃い薄いは、ある程度見当がつきそうです。
これは、決していい加減な話ではなくて、血小板機能検査では、活性化物質を加えたときの、まさにこの「濁り」の変化でもって、血小板機能を判定します(比濁法)。だから、濁り≒血小板濃度という考えは、おかしくはないです。
もっとも、血中脂質が多い場合にも血漿の濁りは増します。しかし、透明な血漿の血小板数が高いことはありえません。
多血小板血漿治療の治療を受ける際には、最終的なPRP液を見せてもらって、「濁り」を自分の目で確認するといいです。上の写真ダウンロードして携帯に入れて、比較するといいでしょう。
他のクリニックのブログなどで、「多血小板治療の施術時の写真です」とUPされたシリンジ内の血漿が、どう見ても透明で、ほとんど血小板無いんじゃないか?(高速遠心して沈殿を試験管ミキサーで再浮遊せずに上清を採ると、上層だろうが下層だろうがそうなります)と思われることがあります。たぶん、そういう先生は、自分で顕微鏡で血小板を確認したことも無いんじゃないかな。恥を晒していることに自分自身気がついていないですね。また、そういう無知な先生が、効果が薄いからと成長因子入れて、回復不能な繊維性のしこりつくっちゃったりするんですよ。
さて、最終的なPRP液の血小板密度ですが、計算盤でカウントしたところ、42万/μL→110万/μLでした。
7mLを2mLを濃縮したはずなので、3.5倍になってもよさそうなものですが、実際には、上澄みに残る血小板や、沈殿したまま再浮遊しない血小板やらのため、2倍程度にまでしか上がらないということなんでしょう。
しかし、100万/μLを越えれば、日赤の血小板濃厚液と同レベルですから、まずまずです。
☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆
今回わたしが使用した遠心分離機は、DSC-200T
http://www.kenis.co.jp/onlineshop/2009/05/1136565.html
35,910円
試験管ミキサー
http://www.tech-jam.com/science-equipment/test-tube-mixer/KN3323200.phtml
24,937円
ディスポ細胞計算盤(10枚セット)
http://www.kenis.co.jp/onlineshop/2009/05/1318905.html
2,730円
延長チューブはサフィード延長チューブ25cm2.0mL(ET2022L)
です。顕微鏡は、皮膚科の先生なら誰でも持ってるだろうから、ここをご覧の皮膚科の女医さん、PRP療法っていうのは、ヒアルロン酸注射と違って、さほどの技術は要らないから、来週からでも、自由診療の一環として始められますよ、高いキット買わなくても(^^;。
成長因子添加するなんて馬鹿なことさえしなければ、安全性は保障されてるし。
一回の効果は小さいけど、毎月くりかえしていけばいいと思われます。女性の生理の出血量は、50~100ml(平均82.5ml)だそうです。月1回、20ml採血しても健康影響はさほど無いでしょう。毎月PRP採って、気になるところに打っていれば、塵もつもれば山となること請け合いです。(^^)。論文にもなってるし(→こちら)
上に記した、私の方法の最大のメリットは、シリンジや延長チューブ、三方活栓といった、完全に医療材料だけを介してPRPが作成できるという点です(安価で衛生的)。
シリンジ台は・・よかったら、私、東急ハンズで材料買ってきて、作って送ってあげますよ。私の手間賃こみで、1万円でどうでしょうか?クリニックまでFAXください(052-264-0213)。
そのかわり、先生のHPとかに、「当院のPRP療法は、鶴舞公園クリニックの深谷先生考案の方法です」って書いて、この記事またはブログへのリンク張ってね。それと、自分では出来ないプチ整形の患者さん、うちに御紹介くださいな。責任もって、ちゃんと満足させておかえしします。決して先生に恥はかかせません(^^)。
PRP療法、わたし、自分のクリニックでも一応メニューに加えようとは思うけど、私(施術者)にとってはあまり魅力ないし(注入技術が難しくないし、結果が数ヶ月かかって、かつ不確実系なので)、こうしてやり方公開して、日頃患者さん送ってくださる、あるいは、これから送ってくださるであろう、美容系の女医さんたちの受け狙ったほうがいいかな?なんて考えたりして。
まあ、そんなところかなあ、結論としては。ああ、面白かった。こういうことを考えたり工夫したりするのは、それ自体がわたしは好きなんです。男の子だから(^^)。
(2012年2月24日記)