あさこ先生の若返り大作戦・その2(手のヒアルロン酸)


このブログには、記事別にアクセス数をカウントする機能があるのですが、ここ数か月「あさこ先生の若返り大作戦・その1→こちら」が常に上位を占めています。40才台から一念奮起して50才台にして結果を出しているというところが、多くの女性の共感を呼ぶのでしょう。

最近はあさこ先生、手をヒアルロン酸でふっくらさせることを始めました。
下は、左手(向かって右)にヒアルロン酸打ったところです。術前の写真は間違って消してしまいました(泣)。しかし、反対側の手にはまだ打っていないので、対比で効果がわかると思います。

下の写真は、さらに右手(向かって左)にもヒアルロン酸打ってふっくらさせたところです。左手にもちょっと追加しています。



この、手のヒアルロン酸注射、実は10年くらい前に、うちに糸を入れに来たある美容皮膚科の女医さんから「手のヒアルロン酸いいわよ」と教えてもらっていたのですが、その当時はなんだか信用できなくて試みもしませんでした。その後、別の親しい美容皮膚科の女医さんが、私にどうしても手にヒアルロン酸を打ってほしいとおっしゃって、眉唾ながら言われるままに打ってみたところ、けっこういい感じに仕上がったので、ちょっと見直したという経緯の施術です。

その後もその女医さんに、ときどきヒアルロン酸の追加打ちをせがまれるので(他の施術で静脈麻酔かけるので、寝ている間に手のヒアル注もついでにやってほしいというご要望)、結果的に試行錯誤ながらも、手のヒアルロン酸の打ち方のこつを会得しました。あさこ先生がその話を聞いて、私にもぜひ打ってくださいということになりました。

打った後は、意外と腫れないです。ぼこぼこして気になるということもありません。翌日手を使う仕事も普通にできるし、痛みもほとんどないそうです。

難点は、ヒアルロン酸がけっこう大量に要ることです。片手に約3.0ml、両手だと6.0mlは必要です。ですから施術代金としては、両手で20万円になります。それでも、人前に手を出すお仕事で悩んでいる方には朗報だと思いますので、ご希望の方はお申し出ください。
注射時はちょっと痛いと思うので、静脈麻酔あるいは笑気麻酔下に施術します。

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あさこ先生から、40才台と50才台(最近)の、自撮り写真をご提供いただきました。


 ・・お母さんと娘さんじゃないですよ(笑)。あさこ先生ご本人の40才台と50才台(最近)です。
私は彼女の目周りをぱっちりと整えて、お顔のたるみを糸やリポレーザーで引き上げるというお手伝いもさせていただきましたが、それに加えて、実はあさこ先生ご自身でのダイエットやジムでのトレーニングの効果が大きいです。

私もけっこうメタボなので、これは耳の痛い話なのですが・・、頑張れば人間遅いということはない、子育ても一段落してもう一花咲かせようと思った方は、努力次第であさこ先生の様に変わることも出来る、というお話ですね。

私があさこ先生にやった種々の施術は、彼女自身の努力では出来ない、仕上げ・詰め・画竜点睛みたいな作業です。まぶたや頬のたるみは、ジムで鍛えてもボディのようにはシェイプアップできません。ダイエットすれば、お顔のたるみは強調されて、かえって老け顔になることが多いです。

ボディの自撮り写真をご提供いただきました。

私にはダイエットを語る資格はないので(^^;、秘訣を聞きたい方は、クオール(→こちら)に行って、あさこ先生にレーザーカーボンピーリング受けながらお話し聞いてみてくださいね。

下は、あさこ先生の最近のスタジオ撮影写真。少々自分に酔っている感はありますが、おそらくは地道で大変な努力の結果なのでしょうから、ここは素直に綺麗と認めてあげましょう。
(2015/09/20 記)

鶴舞公園クリニック 院長 深谷元継

スプリングアプトスについて(その3)


その1は→こちら
その2は→こちら
糸の引き上げで「スプリング」と呼ばれているものには、「スプリングスレッド」と、「スプリングアプトス」とがあります(→こちら)。私がやっているのは、スプリングアプトスとほぼ同様の施術で、私が自作した糸を使っています。

 この糸の作製方法と入れ方の動画は→こちら。0-0のナイロン切り糸と金属製クリップ、20Gの長針と14Gのスパイナル針、あとオートクレーブがあればれば出来ます。関心のある先生、試してみて下さい。
もし実際に作製するところや、糸入れるところ見たければ、見学も可能です。お電話ください。
ちなみに、エックストーシスについても同様で、韓国から千切れやすい長い糸購入している先生いるかもしれませんが(→こちら)、プロリンの原糸購入して加工(日本で職人さんに依頼)したほうが良質なものが出来ます。これも良かったら仲介しますのでお問い合わせください。こういったことは、自分で考案したノウハウではありますが、私は隠すよりも皆さんに披露して「どうです、良いアイデアでしょう」と自慢して悦に入るほうが好きなんです。
また、この手の糸って、たいてい規制の緩い韓国製かヨーロッパ製です。日本の厚労省はお堅いので、こういった美容向けの医用材料を軽々しくは認可しません。だからといって、海外製の出来合いの製品を、日本の医者がただただ有難がって使ってるだけって、なんか嫌です。大和魂、あるいは反骨精神ですね。

さてお待ちかね、症例写真です。
術前。

まずエックストーシス入れます。デザイン↓

下は一週間後。しみも同時に取ったので、一週間後のしみの再診のときに撮ったお写真です。

このあとこの方、味をしめて半年後に糸追加と、口横の残り脂肪をリポレーザーで焼きました。
その後2年ほど経って「またちょっとたるみが気になってきた」と来院されたときが↓写真。

もちろん、最初に比べれば引き締まって効果続いてはいるんですが、口横のたるみと頬のそげが気になってきました。
こういうケースに向いているのが、スプリングアプトスです。

施術直後。口横の針穴付近のエクボは、いずれ判らなくなります。

スプリングは、コイルに太さがあるので、頬のそげをヒアルで埋めたような感じになるので、口横が上がって頬そげを改善します。
この方、また2年後くらいにいらっしゃるんじゃないかな。うちは糸のリピート率高いです。

現在、毎月1日に7ヶ月先の予約お受けしているのですが、そのお電話もなかなか繋がらなくて本当に恐縮です。私は一日だいたい10人くらいのお客さんの御予約をお取りしています。朝10時―12時と午後14時半―19時の6.5時間ですから、お1人平均40分になります。
基本、土日も休まず働くので、一月30日として予約枠は一月に300人。これが毎月1日の朝10時から19時でほぼ埋まりますので、9時間で300人の御予約お取りするとして、スタッフはだいたい2分毎に受話器をとっています。
御予約で多いのは圧倒的にしみ取りです。糸の施術は静脈麻酔なので、60分枠でお取りします。多い日で一日3人、無い日もありますが、だいたい平均一日1人くらいです。月に30人、年間360人に入れている概算です。
お電話つながらないお客様には申し訳ないのですが、どうか懲りずにまたお電話してみてください。また、「今日なら空いてるから行ける!」という日がありましたらお問い合わせください。たまたまキャンセル枠があるかもしれません。

閑話休題。
クリニック2Fの窓をカーテンで飾りました。ちょっと見にくいですが、ランの鉢植え置いてあります。

夜、LEDでライトアップします。

きれい♪。だけど、なんか妖しい(笑)。

この飾りつけは、私のアイデアではありますが、あくまで女性のお客様を想定しての私の趣味です。仕事を離れると、私は平凡な男性です。
妖しい飾りつけするからといって、オネエではないです。最近お客様で疑惑を持たれた方がいらっしゃったそうで、スタッフ一同噴飯したので、念のために記しておきます。
(2015/09/14 記)

鶴舞公園クリニック 院長 深谷元継