目袋(下まぶた)・その1

 モデルさんは、うちのスタッフが、いつも通っている整体の先生です。どうもお世話になっております。右目(向かって左)の下まぶたの外側に、直径1cmほどの腫瘍ができました。

 斜めから見るとよくわかります。邪魔なので取りたいわけですが、良性のものなので、ただ取ればいい、というわけにはいきません。どうせ取る(切る)なら、綺麗に仕上げたいものです。

 とくに左目(向かって右)に、目袋(加齢にともなう脂肪のふくらみ)が明らかなので、左右の下瞼の目袋取り手術を行うことにしました。
 このとき、下瞼の皮膚を開くので、右目の腫瘍は裏側からアプローチして取ってしまおう、という作戦です。

 一週間後、抜糸したところです。

右目の腫瘍は裏側から取り、表面の皮膚は残しました。

左目の目袋は大きかったので、少し内出血が見られます。

半年ほどあとの写真です。傷も落ち着き、目袋が取れた分、若返りました。

腫瘍の再発もありません。

すっきりした目元になりましたね。


ということで、「転んでも(下まぶたに腫瘍ができても)、ただでは起きない」という好例でありました。

 腫瘍ができたおかげで、若返り手術に踏み切れたと考えれば、いいわけです。
 そういう、前向きな姿勢って、いいですよね。
(2007年12月4日記)