アプトス+リポレーザー+エックストーシス


 プチ整形の技法は、どれか一つで劇的に変わる、というものもありますが、多くは、少しずつあちこちに効かせて、いつのまにか、「あれ?若返った?」という印象を与えるものです。
 この方は、アプトス→リポレーザー→エックストーシスと、数ヶ月毎に順番に施術していきました。
 なお、この方に限りませんが、こういった写真のネット上での使用は、必ずご本人の承諾を得ています。診察のときに撮影した写真が勝手に使われるということはありません。

施術前(before)です。
 
アプトス6本のデザインです。

アプトスを入れ終わった直後。法令の細かいシワにはヒアルロン酸も打っています。

半年ほど経ったところです。口周りのたるみに対して、リポレーザーを行います。

リポレーザーを行う予定のエリアを示しています。

2週間後、口周りの水っぽいたるんだ脂肪が焼かれて引き締まりました。

次にエックストーシスを入れます。耳前で交差させるデザインです。頬にアプトスも一本づつ追加します。

エックストーシス直後です。

1月経ちました。

最初の写真と並べて、比べると、違いがよくわかります。一つ一つの施術の前後では、変化は些細ですが、くりかえし、組み合わせていくことで、他人に気が付かれないように上手に若返りができるというわけです。

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 笑い話を一つ。(上の写真の方の話じゃないですよ)
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「先生、ぜったいに主人にばれないようにしたいんです!」
「わかりました。」
(次にいらしゃったときに)
「どうでしたか?」
「先生、せっかくやったのに、主人が気が付いてくれないんです!」
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 いや、笑い話というには、せつない女心というものなんでしょう。
 そのあたりの機微に、どうお答えできるかが、わたしたちプチ整形屋さんの腕です。
 お褒め頂くことももちろん多いですが、「物足らない」とか「変わりすぎだ」とお叱り頂くことも、正直なところ、ときにございます。
 職人仕事ですからね。日々是精進です。
(2007年12月4日記)