鶴舞公園クリニックの今月のご予約受付は終了しました。次のご予約受付日は6月1日(木曜日、10:00-18:30)からです。7ヵ月後の来年1月分のご予約をお受けいたします。公平のためお電話のみのご予約とさせていただいております(直接来院してのご予約は受け付けておりません)。ご了解くださいm(_ _)m。
先回の記事「国産のアートメイク色素つくります・その8」は→こちら
ついに発売しましたので、これまでの表題の「作ります」を「作りました」に変えました。
販売サイトは→こちら
普及キャンペーンのために、バナー作りました。色素ご購入いただいた先生方のHPなどに貼付をお願いしています。
なぜ「安全性が高い」のかのおさらいです。
1) 一回分の使いきり
海外の色素は、小さなボトルに入っていますが、数十人分あるので、開封後は使い回しです。私の製作した色素は、一人分づつ小分けしてあります。
2) 滅菌済み・防腐剤無添加
海外の色素は、開封後使い回しのために、雑菌などに汚染されたりする可能性があります。それを防ぐために、アレルギーを引き起こす可能性のある防腐剤を添加しなければなりません。しかもどんな防腐剤が用いられているかも不明です。
私の色素は、一人分づつ小分けして、パックに封じて滅菌することで、防腐剤を添加する必要がなくなりました。
3) 全成分開示
海外の色素には、成分開示がまったくなされていない製品が多いです。アメリカ製の色素の代理店で「FDAが認可しています」と謳っているところがありますが、実は「FDAが化粧品材料として認可した成分を用いている」というだけのことであって、皮膚内に注入するアートメイク色素として認可を受けたわけではありません。FDAは基本方針として、いかなるアートメイク色素も認可はしません。アメリカではアートメイクは完全に自己責任だからです。アメリカではメーカーには成分開示義務がないため、問い合わせても、ただただ「FDAが(化粧品材料として)認可した成分を用いています」と繰り返すだけです。これでは、アレルギーのある人は安心してアートメイクが出来ませんし、そもそも何で出来ているのか不明なものを、医師が患者に用いるべきではありません。
自分にも、製作した色素(濃茶と茶)で眉アートメイクしてみました。私は現在58才ですが、加齢によって垂れ下がっていた眉を、アートメイクによって外側に上げることで、若々しくなったと思います。製作した色素の具合を確認するための、ただの実験だったんんですが、気分の良いものですね。中高年の男性にもおすすめですよ。
(2017/05/30 記)
鶴舞公園クリニック 院長 深谷元継