次のご予約受付は平成28年1月5日(火)朝10時からになります。平成28年8月分をお取りします。よろしくお願いいたします。
お顔がきれいになると、皆さん次は首を気になさいます。首と言うのは動かすところなので、なかなかしわやたるみが取りにくい部位なのですが、それでも出来ることはあります。
1) スプリングアプトス
スプリングアプトスについては、先回(→こちら)の記事で解説しました。正面に二本筋が入ったようなたるみ方をしている場合に、あごの下でスプリングアプトスを仕掛けると、うまくいくことがあります。
術前
術直後
一週間後
横からみたところです。
術前
下はデザイン。あごの下に左右一本づつスプリングアプトスを入れて赤矢印のように縮めることによって、前方に垂れていた部分を持ち上げるわけです。首と言うのはどうしても動かすところですから、引き締め系の糸(アプトスやエックストーシス)だと緩みやすいです。スプリングアプトスのような大きく伸縮してくれる糸のほうが向いているようです。
術直後
一週間後。糸は皮膚の上から触ってもまったくわかりません。
首のはっきりした横じわに対しては、現時点では、ヒアルロン酸がいちばん良いかなあと考えています。ただし、注射手技にかなり気を遣います。また、鏡でよくみると、小さなヒアルロン酸のふくらみが気になる人はいるでしょう。しかし、遠目には、横しわは改善されて映るし、どうしても気になる場合には溶解注射でヒアルロン酸を溶かして元に戻すことも出来るので、その点が納得・受容できる人には向いています。
術前
術直後
ヒアルロン酸をしわの凹みに極微量、こまかく打っていきます。2週間後。
3) PRP(多血小板血漿)
以前の記事に記してあります(→こちら)のでご参照ください。皮膚が全体的に萎縮しているような感じ(ちりめんじわや鳥肌様のぶつぶつが目立つような状態)に向いています。
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クリニック2階の窓をイルミネーションで飾りました。スタッフにディスプレイのお仕事経験者がいたので助かりました。イルミネーションというのは、ともすればそれ自体が主張が強くて、派手に目だってしまいがちです。この程度に控えめなほうが私は好きです。
今年もまたクリスマスが近付きます。そして一年が終わり、新しい年を迎えます。すべての皆様に幸せが訪れますように。Merry Christmas and a happy new year.
鶴舞公園クリニック 院長 深谷元継