※現在ご予約は7ヶ月待ちです。12月分のご予約は5月2日午前中までに全部埋まりました。次は6月1日に来年1月分となります。週に2~3個ですが、キャンセルがありますので、「今日なら行ける」という日があれば、お電話ください。たまたまキャンセルが出た直後でしたら、お入れできます。また、再診の方のボトックスやヒアルロン酸については、少々お待ちいただければ当日可能です。
お電話繋がりにくくて本当に申し訳ありません。300件以上のご予約が1日と2日に集中しますので、スタッフも交替しながら一日中電話対応に追われます。昨日1日に施術を受けた方が「12月の予約を取っておきたい」とおっしゃって下さったのですが、公平のため直接はお受けできず、お電話が切れた時に「今電話してください!」と待合から何度か電話してもらったのですが繋がりませんでした。レーザーカーボンピーリングについてだけは、分院のクオールの枠がまだあります。052-753-8592までお電話ください。お待ちしております。※
特定細胞加工物製造届については→こちら
PRP療法を行っているクリニックは、平成27年5月24日までに特定細胞加工物製造届を地方厚生局に届け出なければなりません。これを怠ったまま5月25日以降PRP療法を施術すると、再生医療等の安全性の確保等に関する法律(→こちら)の第63条第一項により、20万円以下の罰金が課せられます。なお、医師が罰金以上の刑に処せられた場合には医師法第7条により厚生労働大臣は1戒告、2三年以内の医業の停止、3免許の取消しの処分をすることができます(医道審議会令第5条により医道分科会がこの審議事務を所掌します)。
人のことは言えませんが医者というのは世間知らずですから、特定細胞加工物製造届を怠ったままPRPの施術をして「見つかっても罰金20万円ならまあいいか」などと軽く考えていると痛い目に合います。交通違反の罰金と違って医業に関する罰金刑ですからね。戒告で済めばいいですが、医業停止処分を受ける可能性は十分あります。通報(告発と言います)先はもよりの警察署です。担当は生活安全課でしょう。「再生医療等の安全性の確保等に関する法律に違反して罰金刑に該当する医師がいる」と匿名でいいですから電話なり手紙を書くなりすればいいです。
さて、私は既に1月に特定細胞加工物製造届を提出しました(東海北陸管内で2番目でした→こちら)。次のステップである認定再生医療等委員会による審査と、再生医療提供計画の提出も先日済ませましたのでここに報告します。(追記:5月12日付で受理されました。計画番号PC4150001、東海北陸管内で1番です。)
再生医療提供計画の提出は地方厚生局による事務的なチェックはあるものの、基本的には届出ですから、特定細胞加工物製造届と同じく自力で可能なのですが、認定再生医療等委員会による審査はこれを外部にお願いせざるをえません(→こちらに委員会の一覧表があります)。
当然有料になります。たとえば大阪大学の委員会は審査料75,600円(→こちら)ですし、日本美容外科学会(JSAS)も7万円くらいを予定しています(→こちら)。
私は総額18万円(+税)を支払って、先端医療推進機構(JAPSAM→こちら)にお願いしました。
高いじゃないか?と思われるかもしれませんが、JAPSAMにお願いしたのは、私なりに理由があります。一つは、JAPSAMは名大の元教授の先生方が中心となって組織しているご近所の委員会であるという点で、もう一つは、大阪大学やJSASが提示している審査料の「約7万円」は、あくまで審査料であって、7万円払えば必ず審査に通る、という保証はないからです。
これは、あくまで伝聞情報なのですが、某委員会で審査を通すまでには、審査料に加えて結局30万円くらいかかるとのことです。どうしてそういうことになるかというと、審査を一発で通すためには、通るように提出書類を完璧に揃えておかなければなりません。この支援業務が委員会関連のビジネスとして行われるわけです。結果、審査料の相場は7万円でも、総額費用は数十万円になってしまうというからくりです。「貴委員会に審査をお願いします」と申し出た際に「審査は7万円でお受けしますが、書類が多く複雑なので、確実を期すために支援の契約もなさったほうが賢明ですよ」と言われるということです。実際、ある東京の美容クリニックはこの支援業務含めて総額300万円支払ったと聞きました。さすがにちょっと高すぎるので、この場合は不要な工事や設備機器も買わされたということかもしれません。
その点JAPSAMは御近所で懇意なので、追加料金を支払わなくても事前に提出書類の不備をしっかり指摘してもらえました。要するに支援業務こみで18万+税であったということです。決して安いとは思いませんが、まあまあ無難な出費であっただろうと私は考えています。
☆―――――☆―――――☆―――――☆―――――☆
名古屋の雑誌「Kelly」にうちのクリニックのヒアルロン酸とボトックスの施術が掲載されました。これはタイアップ記事と言って、ヒアルロン酸とボトックスの日本での正規発売元であるアラガン・ジャパン社が費用を負担する「日本の厚労省の認可を得た正規品(アラガン・ジャパン社の製品)を使いましょう」というキャンペーン記事なのですが、うちがいつも大量に仕入れるので(→こちら)、まあ要するにただで私のクリニックを宣伝してもらえた、ということです。
症例はこのブログでも紹介している写真(→こちら)なのですが、私はこのイラストレーターさんの描く似顔絵が気に入りました。特徴をまったく無くすことなく、しかし実際より格好良く描いてくれたと思います(現実の私はもっとぽっちゃりしています)。
お電話繋がりにくくて本当に申し訳ありません。300件以上のご予約が1日と2日に集中しますので、スタッフも交替しながら一日中電話対応に追われます。昨日1日に施術を受けた方が「12月の予約を取っておきたい」とおっしゃって下さったのですが、公平のため直接はお受けできず、お電話が切れた時に「今電話してください!」と待合から何度か電話してもらったのですが繋がりませんでした。レーザーカーボンピーリングについてだけは、分院のクオールの枠がまだあります。052-753-8592までお電話ください。お待ちしております。※
特定細胞加工物製造届については→こちら
PRP療法を行っているクリニックは、平成27年5月24日までに特定細胞加工物製造届を地方厚生局に届け出なければなりません。これを怠ったまま5月25日以降PRP療法を施術すると、再生医療等の安全性の確保等に関する法律(→こちら)の第63条第一項により、20万円以下の罰金が課せられます。なお、医師が罰金以上の刑に処せられた場合には医師法第7条により厚生労働大臣は1戒告、2三年以内の医業の停止、3免許の取消しの処分をすることができます(医道審議会令第5条により医道分科会がこの審議事務を所掌します)。
人のことは言えませんが医者というのは世間知らずですから、特定細胞加工物製造届を怠ったままPRPの施術をして「見つかっても罰金20万円ならまあいいか」などと軽く考えていると痛い目に合います。交通違反の罰金と違って医業に関する罰金刑ですからね。戒告で済めばいいですが、医業停止処分を受ける可能性は十分あります。通報(告発と言います)先はもよりの警察署です。担当は生活安全課でしょう。「再生医療等の安全性の確保等に関する法律に違反して罰金刑に該当する医師がいる」と匿名でいいですから電話なり手紙を書くなりすればいいです。
さて、私は既に1月に特定細胞加工物製造届を提出しました(東海北陸管内で2番目でした→こちら)。次のステップである認定再生医療等委員会による審査と、再生医療提供計画の提出も先日済ませましたのでここに報告します。(追記:5月12日付で受理されました。計画番号PC4150001、東海北陸管内で1番です。)
再生医療提供計画の提出は地方厚生局による事務的なチェックはあるものの、基本的には届出ですから、特定細胞加工物製造届と同じく自力で可能なのですが、認定再生医療等委員会による審査はこれを外部にお願いせざるをえません(→こちらに委員会の一覧表があります)。
当然有料になります。たとえば大阪大学の委員会は審査料75,600円(→こちら)ですし、日本美容外科学会(JSAS)も7万円くらいを予定しています(→こちら)。
私は総額18万円(+税)を支払って、先端医療推進機構(JAPSAM→こちら)にお願いしました。
高いじゃないか?と思われるかもしれませんが、JAPSAMにお願いしたのは、私なりに理由があります。一つは、JAPSAMは名大の元教授の先生方が中心となって組織しているご近所の委員会であるという点で、もう一つは、大阪大学やJSASが提示している審査料の「約7万円」は、あくまで審査料であって、7万円払えば必ず審査に通る、という保証はないからです。
これは、あくまで伝聞情報なのですが、某委員会で審査を通すまでには、審査料に加えて結局30万円くらいかかるとのことです。どうしてそういうことになるかというと、審査を一発で通すためには、通るように提出書類を完璧に揃えておかなければなりません。この支援業務が委員会関連のビジネスとして行われるわけです。結果、審査料の相場は7万円でも、総額費用は数十万円になってしまうというからくりです。「貴委員会に審査をお願いします」と申し出た際に「審査は7万円でお受けしますが、書類が多く複雑なので、確実を期すために支援の契約もなさったほうが賢明ですよ」と言われるということです。実際、ある東京の美容クリニックはこの支援業務含めて総額300万円支払ったと聞きました。さすがにちょっと高すぎるので、この場合は不要な工事や設備機器も買わされたということかもしれません。
その点JAPSAMは御近所で懇意なので、追加料金を支払わなくても事前に提出書類の不備をしっかり指摘してもらえました。要するに支援業務こみで18万+税であったということです。決して安いとは思いませんが、まあまあ無難な出費であっただろうと私は考えています。
(4月22日、中日新聞朝刊より)
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名古屋の雑誌「Kelly」にうちのクリニックのヒアルロン酸とボトックスの施術が掲載されました。これはタイアップ記事と言って、ヒアルロン酸とボトックスの日本での正規発売元であるアラガン・ジャパン社が費用を負担する「日本の厚労省の認可を得た正規品(アラガン・ジャパン社の製品)を使いましょう」というキャンペーン記事なのですが、うちがいつも大量に仕入れるので(→こちら)、まあ要するにただで私のクリニックを宣伝してもらえた、ということです。
症例はこのブログでも紹介している写真(→こちら)なのですが、私はこのイラストレーターさんの描く似顔絵が気に入りました。特徴をまったく無くすことなく、しかし実際より格好良く描いてくれたと思います(現実の私はもっとぽっちゃりしています)。
実物↓
(2015/05/01)
鶴舞公園クリニック 院長 深谷元継