コロナの今後の見通し

コロナウイルスは季節の影響を受けます。

今年の南半球がどんな感じだったかを調べてみると、下図のように8月がピークでした。

北半球の2月に当たります。ということは、現在の患者数の増加傾向は2月まで止まりません。

現在の状況が続くと、2月の日本はどんな状況になっているでしょうか?

新規患者数のグラフから単純に線を引くと、だいたい一日6千人くらいになります。

問題なのは「入院を要する患者数」です。だいたい3千人くらいになります。医療機関がパンクします。

現在はGO TO TRAVELなどで、経済振興に針が触れていますが、おそらく12月中ごろくらいから、政府の方針として、4月のような自粛要請が出されるのではないでしょうか?

経済活性化と自粛と、矛盾したことを繰り返しているように見えますが、決してそうではありません。コロナの季節性故です。オフシーズンの夏場は経済活性化に努めてもらって、冬場は自粛してもらう、理にかなっています。

4月の経験から、自粛要請すれば感染者数下がることは確認済なので、政府はいま、タイミングを見計らっているところだと思います。

当院としてどうするかですが、今のところ、4月のようにクリニックを閉めることは考えていません。まあしかし、状況を見て判断します。

閑話休題。

せいこ蟹の季節です。いまのうちに美味しいもの食べておきましょう。冬の間は自粛して、春になったらまた楽しく活動しましょう。(2020/11 /18記)