5月7日より診療再開します(その2)


先回の記事(→こちら)で「新規コロナ患者数がこのペースで減少していけば、だいたい5月20日頃には収まるだろう」と記しましたが、今のところ予想通りです。若干早く、5月18日頃になるかもしれません。
東洋経済オンライン編集部の萩原さんのサイト
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
の5月5日時点での全国の「現在の患者数(新規)」のグラフに加筆。

ただし、都道府県毎の新規感染者数のグラフを見ると、東京や北海道の減少が今一つです。愛知や大阪はきれいに減少しています。
とくに、愛知県内は、この数日、新規患者数が5人以下が続いています。
東京都の人口は1395万人、愛知県は755万人です。人口比で換算しても、愛知県内の人を施術する分には、よほど感染リスクは小さくなっています。
ちなみに大阪府は882万人、北海道は528万人です。


なので、7日以降の診療は、まずは都道府県を考えてお受けすることにします。愛知県内の方は大丈夫です。隣県の三重・静岡・長野・岐阜も、愛知よりも感染者数が少ないか、ほぼ同等ですからOKです。東京・大阪・北海道など、収束傾向が今一つか、または愛知よりも人口比換算で感染者数が多い地域の方は、もう少しお待ちくださいm(_ _)m。上記のように、5月中には収まるはずなので6月にはお受け出来ると思います。
都道府県別、人口あたりの新型コロナウイルス感染者数は、下記サイトで確認できます。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan.html

ところで、隣の韓国は、コロナ禍から抜け出して、元の社会生活を取り戻しつつあります。韓国のほうが日本より上手に対処したように誤解する方もいると思いますが、そうではなく、韓国は日本よりも2~3週間早く死者数の増加が始まったからです。人口100万人あたりの死者数で比較すると、中国・韓国・日本はほぼ同じです。理由は不明ですが、アメリカやイタリアなど欧米とは異なります。
だから私は「2~3週間後の日本は、韓国を見れば判るし、1か月半後の日本は、中国を見れば判る」と考えています。「中国・韓国・日本が同じように推移する」という仮定に立つ仮説ではありますが、ご参考になさってください。

札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門作成「人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移【国別】」(5月5日)
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html

閑話休題。
朝、近所の神社を散歩していて、掃き集められた椿の花を見つけました。
「落ちて尚 綺麗を忘れぬ 椿かな」

コロナ自粛は退屈ですが、落ちた椿の花のような、ふだん見過ごしていたものの美しさに気付く良い機会でもあります。皆さん色々大変ですが頑張りましょう。
(2020/5/5記)